2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
啓蟄は雨水の次の節気で、3月6日頃に当たります。「啓」は開くことを意味しています。(手紙の冒頭の「拝啓」の「啓」は「申し上げる」という意味)「蟄」は「虫が土に籠もる」という意味ですから、寒い冬に土の中で縮こまっていた虫が、陽気に誘われて這…
今日(平成28年2月28日)は私の主宰する生涯学習の会で、「『吾妻鏡』で読む静御前」についてお話しをしました。その一部を御紹介します。難しい漢字が多いので、わかりやすく書き直している部分もあります。論文ではないので、お許し下さい。また私の…
私のブログで「二十四節気」と題して駄文を書いていますが、読んで下った形跡がないので、内容が重複しますが、少々思うとろを書いてみます。 雨水は二十四節気の一つで、2月19日頃から、啓蟄の前の3月5日頃までの期間です。雪から雨に変わり、雪が溶け…
一寸した歴史寸評を書く必要があって、歌川広重の「東海道五十三次」の第一枚目である「日本橋朝之景」について調べていました。いろいろ参考書を調べていると、誤解されていることがあり、気になったのでここに書き留めておきます。 日本橋は東海道の起点で…
菜の花が土手にたくさん咲き始めました。「朧月夜」のイメージにはまだ少々時期的に早いのですが、先取りしてあらためて味わっています。 1、菜の花畠に入日薄れ、見わたす山の端霞ふかし。春風そよふく空を見れば、夕月かかりて、にほひ淡し。 2、里わの…
先日、鶯の初音を聞きましたので、そろそろ雲雀の声も聞かれることでしょう。我が家の周囲にもたくさんいて、いつもその鳴き声を楽しんでいます。旅行に行くお金も、美味しい物を食べる余裕は全くありませんが、私にとっては雲雀の声を聞きながら蓬を摘み、…
今日2月20日、散歩道の途中で鶯の初音を聞きました。毎年2月下旬に聞いていますから、いつもどうりです。でも少しぎこちないような鳴き方でしたね。その年最初に聞く鳥の鳴き声は「初音」とか「初声」と言われますが、それを期待される鳥は、古歌の世界で…
まだ「青柳」には少し時期が早いですが、枝垂れ柳の芽が伸びてきていました。春風が春の女神の髪に譬えられる青柳の糸をくしけずる風情は、春の水辺の楽しみの一つです。「水辺」と言いましたが、柳は湿気のある土地でも根腐れしないで繁茂するため、堤防や…
一年間日本史を学習したあとの最後の考査には、よく「日本史上の人物のなかから史上最強の内閣に相応しい人物を選びか、歴史事実に基づいて、大臣就任の挨拶を述べさせなさい」という問題を出したものです。ただし実際にその職にあった人物は除かせます。伊…
本格的にはまだ香りませんが、沈丁花の蕾が色付いています。私の誕生日のころにはいつも馥郁と香ってくれるので、我が家では「私の花」ということになっています。家内の誕生日のころに咲くのは梔子なので、家内は梔子を「私の花」と認識しています。私の古…
卒業式が視野に入ってきますね。このような仕事をしていますと、感慨も一入です。卒業式では、女子大生や女性の先生は袴を履くのが定番になっているのですが、実はこれはなかなか歴史的由緒のあるものです。そもそも袴は男性の着るものでした。明治期に女子…
学校では早くも卒業式の準備が始まっています。私は印鑑を押韻するのが得意なことから、よく校長印を押す役をやりました。ある時授業で、卒業証書の日付を平成ではなくて西暦にして欲しいという生徒がいました。わけを聞くと、天皇制が嫌いだからというので…
今日は旧暦の元日です。既に立春は過ぎていますから、今年の立春は去年のこと。カレンダーを見たら12月26日でした。このように旧暦の12月に立春となることを年内立春といいます。その反対に旧暦の元日を過ぎてから立春になること、つまり立春前に旧暦元日に…
今年は暖冬だったせいか、立春を過ぎると早くも桜の開花予想が話題になっています。各地のソメイヨシノの開花予想日の等日を線で結んだものを、一般には「桜前線」と呼んでいますが、かつて気象庁では「さくらの開花予想の等期日線図」と呼んでいたそうです…
今日は立春です。朝の散歩道で我が家の犬たちは、道のあちこちで豆を食べられるので大喜び。室町時代以来の豆撒きが今も行われていることにほっとしました。そういう我が家では、夫婦二人では豆撒きはなし。専ら食べる方です。それでも年の数より一つ多く食…
今日が授業で皆さんに接する最後になりますので、何か記念になる激励の言葉を贈りたいので、少しお話しをしましょう。皆さんは3年から4年間、この学校で学んできたわけですが、夜の授業によくまあ通ったなあと、本当に感心します。私などは雨が降っても寒…